こんにちは。知世です。
今日は「背中と腰」に手を当ててみます。
「背中と腰」に手を当てる
①自分自身を心地の良い状態にする
(手を当てるときの「自分の状態」の作り方を参照)
②腰に手を当てます。座っても、仰向けに寝転がってもok。リラックスできる姿勢を探します。

③腰が手の温かさでじんわり温まっていきます。その温かさが、腰から背中へどんどん浸透していくイメージをします。
※背中に手を当てるのはむずかしいし、無理すると身体が力んでしまいます。なので、私が実践していてやりやすいなと実感している方法をお伝えしています。直接背中に手を当てたい方は、もちろんそれでもokです♪
「腰・背中」について
身体の後ろ側は、自分ではなかなか意識を向けにくい場所ですが、腰から背中には背骨が通っていて、とても大切な部分です。
仙骨(おしりのワレめの1番上あたり)から首のつけ根までをつないでいて、それは身体のちょうど中心の「軸」です。

その背骨には神経が通っています。
脳からの司令は、必ず身体の中心の背骨を通り、そこから身体の末端に向けて伝わっていきます。

たとえば、本社が機能しなくなれば支社も機能しなくなるように、本社が仕事を受けてそれが支社にまわってくるように、身体の「中心」はとても大切です。
この背骨は、人間が歩くための絶妙なS字曲線を描いています。身体の中心である背骨を、本来あるべき場所に置き、あるべき形に保つことで、身体が整います。
また、背骨を意識すること。
それは、自分の中心を意識すること。
「自分の軸」を意識すること、です。
軸がしっかりしていれば、余計な力を入れなくても身体を動かすことができます。
また、身体と心はつながっています。
身体の軸を整えることで
心の軸も定まっていき、
自分の歩みたい方向を定め、そこに向けてコツコツと歩いていく基盤がしっかり整っていきます。
背骨を意識してみる
①あぐらの姿勢になります。
②仙骨に両手を当てます。

③その仙骨から、腰椎5個、胸椎12個、頚椎7個に意識を向けながら、1つずつ数えていきます。

④数え終わったら、両手をひざの上に置きます。息を大きく吐くと同時に、両肩の力をストンと抜きます。また、背骨を下から一つずつ意識していくと、あごが上がりやすいです。肩の力を抜くときにあごも軽く引いてください。

背骨がどっしりと身体の中心を貫いていて、他の部分は力が抜けてリラックスしている。
そんな安定した感覚を味わってみてください。
まとめ

今日は、腰や背中にエネルギーを届け、
背骨に意識を向けてみました。
なんだか身体がダルかったり
やる気が出なかったり
気持ちがそわそわ落ち着かなかったり
心が動き回ってコロコロ変化しすぎる時、
身体の中心を意識してみる。
背骨を整えてみる。
それだけで、
身体や心の軸を思い出すことができます。
日々変化していく身体を見直し、
コロコロ動き回る心を静め、
自分が大切にしていることに戻りたいとき。
きっと役に立つワークです。
ぜひ試してみてくださいね。
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